レジェンドが認める大物ぶり!?「長所はそこそこ顔が良いところ」徳田拳士四段が“伝説級”自己紹介を再現/将棋・ABEMAトーナメント
【映像】イケメン新人棋士・徳田四段が再現した“伝説級”自己紹介
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 将棋の早指し団体戦「ABEMAトーナメント2023」に出場するチーム糸谷が、Dリーグ参戦を前に恒例のチーム動画収録に参加。糸谷哲郎八段(34)、森内俊之九段(52)、徳田拳士四段(25)の3人は魚釣り対決でチームの親睦を深めた。話題の中心は、2022年4月にプロ入りした新鋭・徳田四段に。デビューしたばかりの棋士総会で行った“伝説級”の自己紹介を再現するなど、先輩棋士たちの爆笑を誘っていた。

【映像】イケメン新人棋士・徳田四段が再現した“伝説級”自己紹介

 チーム糸谷といえば毎回過酷なチーム動画が話題を呼んでいるが、今大会では十八世名人資格保持者のレジェンド・森内九段と、2022年プロデビューをはたしたばかりの新鋭・徳田四段を指名したとあり、企画も“ゆる系”にシフトチェンジ。徳田四段の趣味の魚釣り対決を通じてチーム力向上を図った。3人が集合したのは、閉業した銭湯を改装して作られた旗の台釣り堀店。チェック柄のシャツにフィッシングベスト姿と準備は万端、三者三様のポジションで獲物となるコイを狙った。

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 制限時間1時間の間に多く釣れた人が勝者という条件に加えて、互いを良く知るためにそれぞれがチームメイト2人に3つ以上の質問をするルールに。浮きの動きに注視しながらも、ぎこちなく質問合戦を行っていた。最初のヒットは、釣り経験豊富な徳田四段。慣れた手つきで「縁起の良さそうな」朱色のコイを釣り上げていた。「さすが経験者の力を見せつけてきますね」と火が付いたのは糸谷八段。負けず嫌いの勝負師の血が騒いだか、先輩2人の真剣度が一気にアップしていた。餌の食い逃げが続いてなかなか当たりが来ない森内九段は、ここぞとばかりに徳田四段に“勝負手”ともいえる「棋士総会での新四段挨拶」の質問を繰り出した。

 毎年6月に行われる通常棋士総会では、新しく入会した新四段によるユニークな自己紹介が恒例となっている。ズラリと並んだ役員やベテラン重鎮棋士たちを前に“度胸試し”の様相も呈しているが、2022年度に新四段として挨拶した徳田四段は、「長所はそこそこ顔が良いところです」と堂々イケメンをアピール。先輩棋士やファンに強いインパクトを与えた。

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 森内九段は、「あの挨拶は周りをどよめかせていましたが、その場で思いついたものですか?あらかじめ考えてあったんですか?」と質問。さらに「なかなか言える発言ではないので、大物だなと思って…」と加えると、徳田四段は「一応考えてきたうちの一つでした…」と答えつつもタジタジとなっていた。さらに、スタッフに促され徳田四段が当時の挨拶を丸ごと再現すると、糸谷八段は「これ、めちゃくちゃ恥ずかしいですね」と爆笑。すでにネタ化され「もう5回くらい言われているんですけど…」と恥ずかしそうな表情浮かべていた。

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 先輩棋士たちのプレッシャーにも負けず、徳田四段は見事2匹目もゲット。糸谷八段、森内九段は1匹だったため、釣り対決では徳田四段に軍配が上がっていた。しかし、トータルの釣果でも4匹とやや寂しい結果に。リーダーの糸谷八段は「対局では1勝、2勝、1勝では足りない。みんな1勝ずつ増やして2勝、3勝、2勝以上を目指して行きましょう!」と呼び掛けていた。

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◆ABEMAトーナメント2023 第1、2回が個人戦、第3回から団体戦になり、今回が6回目の開催。ドラフト会議にリーダー棋士14人が参加し、2人ずつを指名、3人1組のチームを作る。残り1チームは指名漏れした棋士が3つに分かれたトーナメントを実施し、勝ち抜いた3人が「エントリーチーム」として参加、全15チームで行われる。予選リーグは3チームずつ5リーグに分かれ、上位2チームが本戦トーナメントに進出する。試合は全て5本先取の9本勝負で行われ、対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。優勝賞金は1000万円。
ABEMA/将棋チャンネルより)

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