【MLB】ロッキーズ4−3エンゼルス(6月25日・日本時間26日/デンバー)
第2打席は内野安打、第3打席は三塁打。ロッキーズ戦に指定席となった「2番・DH」で出場した大谷翔平投手は、ホームランこそ出なかった今季23度目のマルチ安打を記録した。
このペースでいくと今シーズンのマルチ安打は50試合を越えそうだ。ちなみに2022年のマルチ安打は41試合あり、昨年を越える勢いにある。
6月18日のロイヤルズ戦でサイ・ヤング投手のグレインキーが投じた沈む変化球に空振り三振をした直後、同じボールを「待ってました」とばかりにすくいあげると逆転ホームランを放つなど、文字通り失敗を成功に変えてみせた。
以上はほんの一例だが、今季の大谷はものすごく高い修正能力を見せつけている。今季の打席ごとの安打数と本塁打数を4打席目までみてみよう。
第1打席 15安打2本塁打
第2打席 25安打8本塁打
第3打席 21安打8本塁打
第4打席 19安打4本塁打
以上の通り第2打席と第3打席の成績が群を抜いているのだ。第2打席と第3打席の連続安打はこの試合で7回目。ちなみに昨年は6回だった。
昨年の通算打撃成績は586打数160安打、34本塁打、95打点、打率.273。今季はここまで300打数89安打、25本塁打、61打点、打率.298。このままのペースでいけば昨年を上回ることは確実で、成績向上は修正能力の賜物かもしれない。
なお、昨年の打席ごとの成績は以下の通りだ。
第1打席 36安打8本塁打
第2打席 38安打6本塁打
第3打席 36安打9本塁打
第4打席 38安打7本塁打
昨年はほぼ平均的だったが、今季は修正能力の向上が大谷の成績向上につながっているのかもしれない。
凡打に終わった直後こそ真価が発揮される。これぞ今季の大谷の真骨頂だ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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