【MLB】レッドソックス1-10マーリンズ(6月27日・日本時間28日/ボストン)
吉田正尚外野手が所属するレッドソックスの試合で、ファウルボールをもらった少年が笑顔で記念撮影。スタジアムの観客も思わず頬が緩む心温まるシーンが見られた。
誰もがほっこりするシーンには“布石”があった。5回裏、レッドソックスの8番ハミルトンに対する2球目。158キロのストレートを打ち返した打球が三塁スタンドへ。これをレッドソックスのキャップを被った男性がキャッチし、目を見開いて友人と大喜びする様子が映し出された。
1球ボールを挟んで4球目、今度は147キロのチェンジアップを打ち再び打球は三塁スタンドに。観客席に落ちたボールを父親と思われる男性が拾い、横にいた少年にスッと手渡す。少年は「ファウルボール、獲ったよ!」と言わんばかりに左手に握ったボールを少し持ち上げ満面の笑みを浮かべた。横にいた兄弟と思しきもう一人の少年もニコニコ笑顔で大喜び。持っていたスマートフォンをさっと取り出しカメラを起動すると、ボールを被写体にパシャリと記念撮影する一部始終を中継が捉えた。
これには観客として来場した周囲の大人たちも拍手喝采。ボールを手に入れた少年も控えめに右手で何度もガッツポーズをするなど、スタジアムに多くの笑顔が広がった心温まるシーンとなった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)





