【MLB】カブス-ガーディアンズ(7月1日・日本時間2日/シカゴ)
カブスの鈴木誠也外野手が「4番・DH」で先発出場。第2打席は四球となったが、フルカウントから粘るなかで見せた強烈なスイングでカットしたボールが捕手の直撃。被っていたマスクを吹っ飛ばすほどのインパクトだったのだ。
鈴木は、首の違和感のため4試合ぶりのスタメンとなったこの試合、ガーディアンズ先発投手のバイビーと初対決。第1打席は積極的に打ちにいってフルカウントまで粘ったが、最後は内角高めに来た94.9マイル(152キロ)のストレートに空振り三振を喫した。
迎えた4回裏のカブスの攻撃。先頭打者のハップが四球で出塁し、無死一塁で迎えた第2打席、鈴木はバイビーのボールを慎重に見極めると、インコースに食い込んできたストレートに対して、力と力の真っ向勝負に受けて立つと言わんばかりのスイングを見せるなど見ごたえのある対決を見せ、2打席連続のフルカウントとした。
そしてバイビーが投じた7球目は真ん中やや高めのストレート。鈴木も「勝負!」とばかりにスイングすると、ボールの下をこすった打球はキャッチャーのマスクに直撃してファウルに。打球があまりに速すぎたせいか、ガーディアンズの捕手、ネイラーのマスクを吹っ飛ばしたのだ。
抜群のスイングを見せた鈴木やマスクが吹っ飛んだ際に渋い表情を浮かべていたネイラーを見た視聴者からは「意地を見せた」「脳震盪気を付けて」といったコメントが寄せられた。
その後、鈴木は外角低めのチェンジアップを見極めて四球で出塁し、無死一、二塁のチャンスを演出した。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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