【MLB】ブリュワーズ8−6カブス(7月3日・日本時間4日/ミルウォーキー)
カブスの鈴木誠也外野手が3試合ぶりベンチスタートとなった試合で、4回に2番手として登板したフルマー投手が5回に打席に立つ珍しいシーンがあった。
事の発端は、カブスのサードを守るマドリガルが4回の守備で負傷したことだった。6-3とカブス3点リードの4回、ブリュワーズの9番トゥラングの打席で、スタンドに入るファールフライを追いかけたマドリガルが勢い余って乗り上げるような格好でフェンスに衝突。マドリガルはしばらく下腹部が痛そうな様子を見せると、一度は守備についたものの次の打者で投手が交代したタイミングで退いた。代わりにサードに入ったのは、この試合DHで出場していたモレル。そのため、カブスはこの時点でDHを解除したことになった。
続く5回、カブスの攻撃は6番から。2アウト後、マドリガルに代わる形で8番に入っていた投手のフルマーに打席が回る。するとここでフルマーがそのまま打席へ。次の回も登板するため、両リーグともDH制が採用されてからは珍しい投手の打席が実現した。
意気揚々と打席に向かったフルマーだったが、結局結果は三振。2018年7月3日(日本時間4日)以来ちょうど5年ぶりの打席となったが、キャリア初ヒットとはならなかった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)





