日本プロ麻雀連盟の女流プロ最高峰タイトル「女流桜花」への挑戦権を争う女流桜花Aリーグの第4節B卓が7月3日に行われ、プロ麻雀リーグ「Mリーグ」の新規参戦チームBEAST Japanextからのドラフト指名を受けた菅原千瑛が、卓内トップを取った。
【映像】オーディション企画で優勝しMリーガーへの道を切り開いた菅原千瑛
新Mリーガーとして一気に注目度が増している菅原は、初戦から小さいながらもトップを取ると、2回戦こそラスを押し付けられたが、めげずに3回戦、4回戦と連勝。堂々たる卓内トップで自らのドラフト指名、Mリーグ入りに華を添える形になった。
トータルポイントでも暫定首位をがっちりキープし、決定戦進出にさらに前進。「やっと第4節が終わって折り返しまできました。前期は途中から失速し入れ替え戦までいってしまったので、今期は最後まで気を抜かず決定戦を目指してしっかり戦いたいと思います」と、力強く語っていた。
【試合結果】
1位 菅原千瑛 +30.9
2位 仲田加南 +6.9
3位 鈴木彩夏 ▲12.0
4位 二階堂瑠美 ▲25.8
◆女流桜花 2006年度に設立された、日本プロ麻雀連盟所属の女流プロによる1年のリーグ戦。上位16人がAリーグで、年間成績上位3人が前年度の女流桜花と3日間、半荘12回に女流桜花決定戦を行う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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