【MLB】ブリュワーズ6-7カブス(7月4日・日本時間5日/ミルウォーキー)
「5番・ライト」で先発出場したカブスの鈴木誠也外野手が第1打席でスリーベースヒットを放ち、自身ワーストを更新中だった連続打席無安打記録を24でストップさせた。第2打席にもセンターへヒットを放って今季16度目のマルチ安打をマーク。ファンからは「復活」「泣きそう」など、長いトンネルを抜けた鈴木の活躍を喜ぶ声も続出している。
ついに、お目覚めか――。前日には途中出場で1打数無安打でここまで24打席ヒットが生まれず、極度の不振にあえいでいた鈴木に待望のヒットが飛び出した。しかも、第1打席にスリーベース、第2打席はセンターへのシングルヒット。第3、4打席は凡退したものの、延長10回に回って来た第5打席は四球を選び、4打数2安打1四球で打率も.249に上昇させた。
6月は20試合に出場して79打数14安打0本塁打。月間打率.177と深刻なスランプに陥っていた鈴木。ドラフト同期入団で同い年の大谷翔平投手(エンゼルス)が月間MVPを獲得したのとは対照的な1カ月を過ごしたが、ここにきてようやく復調の兆し。
チームは初回、鈴木のスリーベースを足掛かりに1点を先制するも、リリーフ陣が打ち込まれて最大4点差を追いつかれて延長戦に。それでも延長11回表、ホーナーの内野安打の間に勝ち越し点を奪い、なんとか勝利。カブスは連敗を3で止め、今季の成績を39勝45敗としている。
ここまでチームは地区4位に沈み、鈴木自身もどん底だったが、鈴木の復調&延長戦での勝利がチーム浮上のキッカケになるか?
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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