二塁への送球がランナーの頭を直撃するアクシデント　やらかしたファーストがめっちゃ気まずそう

【MLB】ブリュワーズ6−5カブス（7月6日・日本時間7日／ミルウォーキー）

　カブスの鈴木誠也外野手が「4番・ライト」でスタメン出場した試合で4回、ブリュワーズのファーストを守るミラーがゲッツーを狙った送球がランナーの頭に当たり、ボールが外野を転々とするシーンがあった。やらかしてしまったミラーは肩を落とし、チームメートを気まずそうに見つめていた。

【映像】送球がベリンジャーの頭に当たった瞬間

　2回に1点を先制したカブスは4回、ベリンジャーがヒットで出塁。1死一塁の場面でヤングが引っ張った当たりはファーストゴロとなった。ミラーは打球を捕って一塁ベースを踏むと、すぐさま二塁へ向き直り送球。ベリンジャーを刺そうとしたが、ちょうど二塁との間にランナーが入る形となってしまい、送球はベリンジャーの頭をクリーンヒット。大きく跳ね返ったボールはセンターへと転がっていってしまった。

　まさかのプレーで三塁にランナーを進めてしまったミラーはガクリと肩を落とすと、マウンドに集まる仲間たちの様子を気まずそうに横目で眺めていた。この様子を現地カメラが捉えると、実況も「ミラーとしては”ちょっとやってしまった”という表情を見せています」「ゲッツーを取れる場面でもありましたので」とミラーの心情を表情から汲み取っていた。

　頭に送球を受けたベリンジャーは、ボールが当たった瞬間に一瞬ビクッとしたものの、ボールの行方を確認すると二塁ベースを蹴って三塁へ悠悠到達。三塁塁上で笑顔を見せていた。結局、この回は続く打者が凡退しカブスは得点ならず。試合も8回に勝ち越し本塁打を許し、接戦を落としている。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）