7月19日(バンテリンドーム ナゴヤ)・20日(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)の両日に行われる『マイナビオールスターゲーム2023』に、監督推薦で出場する選手が7月5日、発表され、今季、北海道日本ハムファイターズの守護神として定着し、その剛速球と爽やかな笑顔で大ブレイク中の“ジャスティス”こと田中正義が、初出場することが明らかとなった。
【映像】笑いながら「豪速球ストレート」を投げる瞬間
■オールスターゲーム・監督推薦 パ・リーグ
【投手】
・オリックス・バファローズ :山崎福也(初)
・福岡ソフトバンクホークス :和田毅(6回目)津森宥紀(2回目)
・千葉ロッテマリーンズ :種市篤暉(初)ペルドモ(初)
・北海道日本ハムファイターズ :上沢直之(3回目)加藤貴之(初)田中正義(初)
・東北楽天ゴールデンイーグルス:田中将大(8回目)
・埼玉西武ライオンズ :平良海馬(3回目)
【捕手】
・北海道日本ハムファイターズ :マルティネス(初)
【内野手】
・東北楽天ゴールデンイーグルス:小深田大翔(3回目)
・オリックス・バファローズ :紅林弘太郎(初)
・千葉ロッテマリーンズ :安田尚憲(初)
昨オフにFAでソフトバンクに移籍した近藤健介の人的補償としてソフトバンクから加入し、今季は4月26日に行われたオリックス戦(エスコンフィールドHOKKAIDO)でプロ入り7年目にして初となるセーブを記録すると、その際に披露した“涙のお立ち台”が話題となる形で人気と知名度が急上昇。すると、その後は150km/hを超える“絶品ストレート”を武器に、安定感抜群のピッチングで守護神として活躍。たとえば、5月19日に京セラドーム大阪で行われたオリックス・バファローズ戦では、投じた9球のうち8球がストレートという豪快なピッチングでオリックス打線を完全に沈黙させるなど、今や日本ハムにとってはなくてはならない存在となっている。
7年目にして初となるセーブを記録したかと思えば、すぐさま守護神としてブレイクし、さらには初めてのオールスターゲームへの出場。今季、“初物尽くし”の記念すべきブレイクイヤーとなった田中が、オールスターの大舞台で、どのようなピッチングを見せることとなるのか、じっくりと注目したいところだ。