7月1日にベルーナドームで行われた埼玉西武ライオンズ対福岡ソフトバンクホークスの一戦で、ソフトバンクの“爆速男”周東佑京が披露した“驚異の3秒ホームイン”が、野球ファンの間で話題となっている。
【映像】 世界最速レベル!周東の“驚異の3秒間”
5-4、ソフトバンク1点のビハインドで迎えたこの試合の8回表、レフト前ヒットで出塁した5番・柳町達の代走として起用された周東は、その後、1死二、三塁と一打同点、さらには逆転のチャンスで、8番・野村大樹は西武5番手・森脇亮介の初球を叩いてセンターへ。犠牲フライになるかどうか微妙な浅めの飛球となったが、三塁走者の周東はスタート。案の定、西武のセンター・長谷川信哉は“刺す気満々”でのバックホームとなり、周東の足でもタイミング的にはかなり微妙なところではあったが、これを周東は西武の捕手・古市尊のタッチを絶妙に掻い潜る形でセーフに。しかもタッチアップで三塁をスタートし、本塁に到達するまでに“わずか3秒”という、信じ難い速さで貴重な同点のホームを陥れることとなった。
周東が見せたこの“脅威の3秒ホームイン”に、ネット上の野球ファンは騒然。リアルタイムはもとより、試合終了後既に久しい現在も「このプレーで帰還出来るのは、長い野球史の中でただ一人でしょ…凄すぎる」「あの浅さからアウトギリギリまでもってこれる走力とそれをセーフにする技術がホントすごい」「この浅いフライでタッチアップできる周東流石に神すぎる」「周東本当に凄い。ただ単に足が速いだけじゃなくて、しっかりと打球を見極めてスタートを切ってるし、、、本当に頭が良いです。」「あの浅いフライで生還されるとか、他チームにとっては絶望でしかないやろ。凄すぎる。」「足で勝利をもたらす選手だ 最近だと周東選手のおかげで野球における走塁の価値が上がってきたように感じますね」といった様々な反響が寄せられている。