【MLB】レッドソックス10-3アスレチックス(7月8日・日本時間9日/ボストン)
惚れ惚れするようなスライディングだ。レッドソックスの吉田正尚が「2番・レフト」で先発出場したこの試合。吉田が二盗に成功、現地フェンウェイ・パークを大いに沸かせ、またファンからも反響を集めた。
5-0でレッドソックスがリードの2回裏、吉田は相手三塁手のエラーで出塁すると、2死ということも手伝ってか積極的に二盗。この際、アスレチックス2番手左腕・モールは96マイルのフォーシームを投げ、捕手・ランゲリアーズの送球も決して遅れたものではなかったが、吉田は鋭いスライディングでセーフとなった。
その後のリプレー映像では完全にモーションを盗み、猛ダッシュをする吉田の頼もしい姿が。現地ファンはこの絶品スライディングに大歓声、ABEMAの視聴者からはも「ナイス盗塁」「イケイケ」と声援が寄せられた。
目下、ア・リーグの打率ランキングで3位に付けている絶好調の吉田、バットだけではなく足もノリノリだ。これで今季5個目の盗塁。NPB時代は年間平均3個、2020年に自己最多を記録した年でも8個と決して多くはないが、このMLBのステージで走れる時は走るという積極姿勢が相手にプレッシャーを与えている。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)





