自然とそうなったのか、それとも考えた上でのものか。実力者の考慮姿勢がなんとも特徴的だ。将棋界の早指し団体戦「ABEMAトーナメント2023」予選Eリーグ第1試合、チーム渡辺とチーム千田の対戦が7月8日に放送された。第7局はチーム渡辺・佐々木勇気八段(28)とチーム千田のリーダー・千田翔太七段(29)という同学年対決。スコア3-3というタイスコアで迎えた一局でもあり、両者ともに序盤から熟考することになったが、千田七段のポーズが実に個性的。控室で観戦していた渡辺明九段(39)からも「出た、千田ポーズ!」と声が飛ぶと、ファンの反響を呼ぶことになった。