<大相撲七月場所>◇初日◇9日◇名古屋・ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)
初日から大関が不在となった大相撲名古屋場所。一方で、関脇・豊昇龍(立浪)、関脇・大栄翔(追手風)、関脇・若元春(荒汐)の3関脇が大関取りに挑む。
新大関・霧島(陸奥)が右肋骨(ろっこつ)骨挫傷、大関・貴景勝(常盤山)が両膝半月板損傷で初日から休場となった。新大関が初日に不戦敗となるのは昭和以降では初めて。また貴景勝が再出場しなければ、秋場所は7度目のかど番となる。
そんな中、ひとり横綱としての重責を担う照ノ富士(伊勢ヶ濱)は、連覇に向け順調な滑り出しを切った。小結・阿炎(錣山)に押し出しで完勝。ABEMAで解説を務めた元横綱・若乃花の花田虎上氏は「何も言うことはないですね。(阿炎は)何も出来なかった」と横綱の強さを称賛し、「今場所も調子良いですね」と期待を寄せた。
豊昇龍は前頭筆頭・翔猿(追手風)を押し倒し、大栄翔は前頭二枚目・正代(時津風)を押し出し、若元春は前頭二枚目・御嶽海(出羽海)を寄り倒しで下し、3関脇が全員白星スタートを切った。
大関昇進の目安は直近3場所を三役で合計33勝とされる。豊昇龍と若元春は今場所12勝が求められ、大栄翔は11勝でハードルをクリアする。上位陣が今場所をどう盛り上げるかーー。注目が集まる。
(ABEMA/大相撲チャンネル)
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