【MLB】パドレス6-2メッツ(7月9日・日本時間10日/サンディエゴ)
オールスター前最後の対決となったメッツとパドレスの一戦。パドレスの4番打者、マチャド内野手のバットが止まらない。
メッツのエース、シャーザー投手との対戦となったパドレスだが、1回裏の攻撃は先頭のキム内野手がレフト前ヒット、3番のタティスjr外野手がセンターへのフェンス直撃ツーベースヒットでそれぞれ出塁し、1死二、三塁という絶好のチャンスを作ると、打席には「4番・サード」で先発出場しているマチャドに回った。
マチャドに対し、シャーザーはストレートを中心に攻め立てて、1-2に追い込むも、マチャドは4球目のスライダーを冷静に見極めてカウントを2-2に。すると5球目に来た真ん中低めのスライダーを完璧にすくい上げた。
打球速度105.9マイル(約170.4キロ)という超高速の打球は高々と打ちあがり、ペトコ・パークのレフト側にあるウェスタン・メタル・サプライ・カンパニー・ビルディングの3階にあるスイート席へと飛び込む特大の一発に。打ったマチャド本人はもちろん、二塁、三塁にいたランナーも両手を挙げて“バンザイ”ポーズを取るなど、誰もが打った瞬間、本塁打を確信する一打となった。
この一発でパドレスは一挙に3点を先制して試合を優位に進めたが、マチャドのバットは止まらず、5回裏に1死一塁という場面で回ってきた第3打席では、シャーザーが4球目に投じた渾身の高めストレートを捕らえ、今度はライトスタンドへと飛び込む弾丸2ラン。この日、2本目となる本塁打を放ち、さらにメッツを突き放した。
パドレスの主砲として知られるマチャドは、若いころこそヤンチャな面が目立った選手だったが、現在は若手選手たちの兄貴分として親しまれているチームの顔だ。
昨オフに同僚のダルビッシュ有投手が6年総額1億800万ドル(約141億5000万円)の大型契約を結んだ際は、「チームにとって重要」「素晴らしいこと」と一緒にプレーできることを喜び、その直後に自身も11年総額3億5000万ドル(約477億円)の契約を結ぶなど、ダルビッシュにとって心強いチームメイトとなっている。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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