<大相撲七月場所>◇四日目◇12日◇名古屋・ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)
 新大関・霧島(陸奥)が小結・琴ノ若(佐渡ヶ嶽)を送り出しで下し、うれしい昇進後初白星を手にした。霧島は場所直前に右の背中付近に痛みを訴え、右肋骨の骨挫傷と診断され、初日に不戦敗となりその後2日間も休場。ただ、状態が戻ってきたと判断し、四日目からの出場を決めていた。先代・霧島の陸奥親方も心配する中、師匠にも白星を贈ることができる、大きな一番となった。