将棋の藤井聡太王位（竜王、名人、叡王、棋王、王将、棋聖、20）が7月13日、伊藤園お〜いお茶杯王位戦七番勝負の第2局で挑戦者の佐々木大地七段（28）と午前9時から対局を開始した。7・8日の両日に行われた第1局は藤井王位が先勝を飾り、防衛4連覇に向けて好発進を遂げた。挑戦者の先手番で迎える本局では、どのような作戦を用意しているか。注目の一戦が幕を開けた。
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並行して行われているヒューリック杯棋聖戦五番勝負と併せて“十二番勝負”が繰り広げられている今夏のシリーズも佳境に突入。挑戦者の佐々木七段としては、先手番の本局で是が非でも追いつきたいところだ。第1局では後手番の佐々木七段が横歩取りに誘導。一進一退の攻防戦が繰り広げられ、佐々木七段が一時は優位に立った。しかし、藤井王位が飛車打ちで制空権を取り、再び形勢をひっくり返して逆転。受けと攻めの緩急自在の差し回しを見せた藤井王位がそのまま押し切り勝利を飾る結果となった。
兵庫県神戸市の「中の坊瑞苑」を舞台に行われる第2局では、挑戦者の作戦選択に注目が集まる。棋聖戦五番勝負第2局では得意の相掛かりを武器に絶対王者から白星をもぎ取っているだけに、本局の展開からも目が離せない。
持ち時間は各8時間の2日制。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
（ABEMA／将棋チャンネルより）
