人類史上経験のない異常気象… 人間は“加害者”として地球温暖化と向き合い、社会構造を変えていく必要性がある ABEMAヒルズ 2023/07/13 17:00 拡大する いま、世界各地で豪雨や猛暑により様々な影響が起きている。こうした異常気象について『ABEMAヒルズ』は、気象学・気象力学・大気科学などを専門に研究している三重大学大学院の立花義裕教授に話を聞いた。【映像】日本の豪雨&猛暑のメカニズム(図解)━━日本での豪雨や猛暑には、どんな原因があるのか?立花教授:たくさんの原因があるものの、直接的な原因は偏西風が激しく蛇行していることだ。日本上空を激しく蛇行している偏西風の北側は寒く、低気圧で雨が振る。南側は暑い。蛇行が起きる理由の1つにはエルニーニョ現象などがある。ただ、いまの激しい気候は4~5年に一度起きるエルニーニョ現象では説明がつかない。偏西風の蛇行は北極の氷が溶けて赤道付近との温度差が縮まることで起こるので、地球温暖化が原因の1つだろう。 続きを読む