将棋の藤井聡太王位(竜王、名人、叡王、棋王、王将、棋聖、20)に佐々木大地七段(28)が挑戦する伊藤園お〜いお茶杯王位戦七番勝負が7月14日、兵庫県神戸市の「中の坊瑞苑」で第2局2日目の対局を行っている。藤井王位がリードを拡大しており、今後の最終盤の展開に大注目が集まっている。
【中継】藤井王位VS佐々木七段 注目の第2局は最終盤へ!(生中継中)
本局は佐々木七段の先手番で、相掛かりの出だしに。序盤に先手から仕掛けてると、後手の藤井王位も応じて激しい戦いへと発展した。2日目に突入後は互いに長考を重ねた慎重な進行から、藤井王位は先手陣に打ち込んだ角を引いて馬を活用。馬と飛車の大駒2枚で先手玉上部にプレッシャーをかけて先手の動きを厳しく制限した。佐々木七段も飛車を回って後手の玉頭に狙いを付け金を上がる勝負手を放ったが、佐々木七段にとっては苦しい時間が続く展開となっている。
終盤戦に突入し、ABEMAの中継に出演した大橋貴洸七段(30)は「終局が近い雰囲気ある」とコメント。藤井王位がこのまま勝ち星を手にするか、持ち時間が1時間を切った佐々木七段が反撃の一手を導き出すか、この後の進行から目が離せない。持ち時間は各8時間。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【午後4時30分時点での残り持ち時間】
▲佐々木大地七段 48分(消費7時間12分)
△藤井聡太王位 1時間21分(消費6時間39分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)