藤井聡太王位がリードして午後の戦いへ 解説者「後手は指したい手が多い局面」 挑戦者・佐々木大地七段は追いつくことができるか／将棋・王位戦七番勝負第2局

　将棋の藤井聡太王位（竜王、名人、叡王、棋王、王将、棋聖、20）に佐々木大地七段（28）が挑戦する伊藤園お〜いお茶杯王位戦七番勝負が7月14日、兵庫県神戸市の「中の坊瑞苑」で第2局2日目の対局を行っている。注目の一戦は藤井王位のペースで勝負所に。このまま押し切るか、佐々木七段が反撃を繰り出すか、午後の展開からも目が離せない。
【中継を見る】藤井王位VS佐々木七段 注目の第2局2日目（生中継中）
　藤井王位の先勝で迎えた第2局は2日目に突入。佐々木七段の先手で相掛かりの出だしから、互いに長考を重ねた慎重な進行となっている。藤井王位は先手陣に打ち込んだ角を引き、馬を活用。ABEMAの中継に出演した大橋貴洸七段（30）は「藤井王位が技を使った手で局面を動かしにいった」と解説していた。