オールスターのホームランダービーとは？2023年の出場選手や開催時間、テレビ中継を紹介【プロ野球】

　2023年のNPBオールスターゲームは株式会社マイナビが協賛し「マイナビオールスターゲーム2023」として2023年7月19日（水）と20日（木）に開催されます。そのオールスターの試合前には、アトラクションとしてホームランダービーが行われます。

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　本記事ではオールスターのホームランダービーについて、概要や2023年の詳細、放送予定などを紹介します。

オールスターのホームランダービーとは
オールスター2023 ホームランダービーの日程・時間
オールスター2023 ホームランダービーの放送・ネット配信はある？
2022年のホームランダービーの結果は？
まとめ

オールスターのホームランダービーとは

ルールは？

　ホームランダービーは、決められた制限の中でホームラン数を競うゲームです。その制限は主催者によって決められ、プロ野球ののオールスターゲームでも年ごとに異なります。また参加者は複数で、トーナメント形式によって争われるのが一般的です。

　マイナビオールスターゲーム2023のホームランダービーは、2分間球数無制限（前打球の着弾確認後、次の投球開始）でホームラン数を競います。

　同点の場合は1分間の延長戦を行い、それでも同点の場合は、ホームランダービーファン投票の投票数、本年公式戦のホームラン数、昨年公式戦におけるホームラン数によって勝敗を決定します。ただし決勝がホームラン数0で同数の場合は両者引き分けです。

賞金は？

　2023年は両リーグ4名ずつ、合計8名がトーナメント形式で優勝を目指します。優勝賞金は100万円です。また、日産EV No.1賞として2日間を通じて、ホームランダービー1試合中に一番多くホームランを打った選手へ「日産リーフ」「日産アリア」「日産サクラ」のうち、いずれか1台が贈られます。

出場する選手は？

　マイナビオールスターゲーム2023のホームランダービーの出場者は、ファンによる投票で選出され、7月14日（金）にその結果がNPBから発表されました。セ・リーグの出場者は、横浜DeNAベイスターズの牧秀悟（まき　しゅうご）選手と宮﨑敏郎（みやざき　としろう）選手、読売ジャイアンツ（巨人）の岡本和真（おかもと　かずま）選手、中日ドラゴンズの細川成也（ほそかわ　せいや）選手の4人です。

　7月14日の時点でセ・リーグの本塁打王争いのトップを走る岡本選手をはじめ、いずれも10本塁打以上を放っている強打者たちです。牧選手は2022年のホームランダービーにも出場しており、2年連続での参戦となりました。

　一方でパ・リーグの出場者は、北海道日本ハムファイターズの万波中正（まんなみ　ちゅうせい）選手、福岡ソフトバンクホークスの柳田悠岐（やなぎた　ゆうき）選手、オリックス・バファローズの杉本裕太郎（すぎもと　ゆうたろう）選手、埼玉西武ライオンズの中村剛也（なかむら　たけや）選手の4人に決まりました。

　万波選手は7月14日時点で4人の中でトップとなる15本塁打を記録しており、柳田選手と杉本選手もそれぞれ2桁本塁打をマークしています。「おかわり君」こと中村選手は8本塁打と2桁本塁打に届いていません。しかし、これは故障による離脱があったためで、出場50試合は万波の80試合より30試合も少ないのです。現役選手ではトップとなる通算462本塁打を記録していることも含めて、ホームランダービーへの参加も納得です。

オールスター2023 ホームランダービーの日程・時間

　マイナビオールスターゲーム2023のホームランダービーは、2日間にわたって開催されます。第1戦の試合前に準々決勝2試合とその勝者による準決勝、第2戦の前に準々決勝2試合とその勝者による準決勝、そして決勝が行われます。

　両日ともに試合開始1時間前にあたる17時30分から18時の30分間で行われる予定です。

2023年のホームランダービー日程

日程：2023年7月19日（水）※第1戦
場所：バンテリンドームナゴヤ
時刻：17:30〜18:00
カード：準々決勝2試合、準決勝1試合

日程：2023年7月20日（木）※第2戦
場所：マツダスタジアム
時刻：17:30〜18:00
カード：準々決勝2試合、準決勝1試合、決勝1試合

※マツダスタジアムで行われる第2戦が雨天などで中止となった場合、21日（金）に延期

オールスター2023 ホームランダービーの放送・ネット配信はある？

　マイナビオールスターゲーム2023のホームランダービーは、テレビやインターネット配信を通じての視聴が可能です。両日ともにテレビでは、BS朝日（BS）、テレ朝ch2（CS）で放送されます。なお地上波での放送は予定されていません。

　インターネットではABEMA（アベマ）で配信されます。ABEMAは無料生中継となっており、インターネットに接続できる環境があればスマホやラブレット、PCに加えて、Nintendo Switchなどのゲーム機、さらにはテレビでも視聴が可能です。

2022年のホームランダービーの結果は？

　2022年のオールスターゲーム（マイナビオールスターゲーム2022）でもホームランダービーは開催されました。

　セ・リーグからは東京ヤクルトスワローズの村上宗隆（むらかみ　むねたか）選手、阪神タイガースの佐藤輝明（さとう　てるあき）選手と大山悠輔（おおやま　ゆうすけ）選手、DeNAの牧選手の4人。パ・リーグからは西武の山川穂高（やまかわ　ほたか）選手、ソフトバンクの柳田選手、東北楽天ゴールデンイーグルスの浅村栄斗（あさむら　ひでと）選手、千葉ロッテマリーンズのブランドン・レアード選手の4人が出場し、2日間にわたってトーナメントが行われました。

　セ・リーグとパ・リーグの選手が準々決勝で対戦しましたが、4試合ともパ・リーグの選手が勝利しました。準決勝は柳田選手とレアード選手がそれぞれ勝ち抜きます。決勝ではレアード選手が柳田選手を下し優勝となりました。