鈴木誠也は2試合ぶり安打、吉田正尚はマルチ安打記録が8試合でストップ　カブスはベリンジャーのグランドスラムなどで快勝

【MLB】カブス10－4レッドソックス（7月15日・日本時間16日／カブス）

　カブス・鈴木誠也外野手とレッドソックス・吉田正尚外野手の侍ジャパン4番対決。東京オリンピックで4番を務めた鈴木は、この試合で5打数1安打、ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）で4番を務めた吉田は4打数ノーヒット。前日に更新した日本人メジャーリーガー最長となるマルチ安打は8試合でストップした。

【映像】鈴木誠也、2試合ぶり安打は巧みな流し打ち

　前日ノーヒットに終わった鈴木は、1回の第1打席は三振に倒れ、満塁で迎えた3回の第2打席はサードゴロとなるも相手のエラーで、三塁ランナーが生還した。4回の第3打席では、ライト前へ2試合ぶりとなる安打。6回の第4打席は見逃し三振、8回の第5打席はこの日3つ目の三振に倒れた。

　前日にイチロー氏の記録を抜いて、日本人メジャーリーガー最長となる8試合連続マルチ安打を達成した吉田。初回の第一打席は厳しいコースの球を見逃して三振となると、3回の第2打席はゲッツーに倒れた。6回の第3打席はレフトフライ、8回の第4打席はファーストゴロに倒れ、この日は4打数無安打に終わった。

　試合は3回、ホーナーの内野安打でカブスが先制すると、鈴木のゴロ間に相手のエラーもあって2点をリード。さらに満塁のチャンスに、前日に2打席連続本塁打を放ったベリンジャーのキャリア8本目となるグランドスラムで一挙6得点を挙げた。

　1点を返されて迎えた4回には、ウィズダムの2ランホームランが飛び出すなどカブスがリードを広げる。8-3とされた7回にも2つのタイムリーが飛び出し10点目を挙げるなど、攻撃陣が爆発したカブスが快勝した。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）