「決まってない!?それ、先に言ってください!」藤井聡太竜王・名人、まさかの展開に大慌て 次戦のオーダー決定まで残り13秒でプチパニック/将棋・ABEMAトーナメント
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 天下の七冠王でも、想定外のことが起きれば慌てる人間だ。将棋界の早指し団体戦「ABEMAトーナメント2023」予選Eリーグ第2試合、チーム藤井とチーム千田の対戦が7月15日に放送された。藤井聡太竜王・名人(王位、叡王、棋王、王将、棋聖、20)は個人3連勝を果たす大活躍で、チームの初戦勝利に大きく貢献。2年ぶりの優勝に向けて好スタートを切った。ところが試合中、予想していなかった仲間の反応に思わずびっくり。普段、あまり聞かれない慌てた声が聞かれた。

【映像】まさかの事態に藤井聡太竜王・名人も大慌て

 問題のシーンが生まれたのは、第3局の出場棋士を決めるオーダー会議でのこと。直前の第2局、藤井竜王・名人は相手のリーダー千田翔太七段(29)との対局に勝利し、ホッと一息ついてチームメイトのところに戻ってきた。澤田真吾七段(31)、同門の兄弟子・齊藤裕也四段(26)と、勝利した一局について振り返っていたところ、制限時間の1分も大半を消化。次の出場棋士が誰か、カメラに向けて発表するタイミングになった。

 藤井竜王・名人 次、どうしましょう。決まってますか?

 齊藤四段 実は決まってなくて…。

 この時、残り13秒。藤井竜王・名人からすれば、当然自分が戦っている間に次の出場棋士について相談し、決めてくれていたと思っていたはず。

 藤井竜王・名人 決まってない!それ、先に言ってください!

 思わず語気もやや強めになったが、すかさず澤田七段、齊藤四段に向けて「じゃんけんしてください」と指示。結局、齊藤四段が第1局に続いて2局目の出場となった。

 盤石の将棋から一転、チーム内での会議で起きたドタバタ劇はファンの目にも楽しく映ったようで「決めといてくださいwww」「聡太オコw」「面白すぎる」「めっちゃせっかち笑」「ハキハキ仕切る!」といったコメントが相次いでいた。

◆ABEMAトーナメント2023 第1、2回が個人戦、第3回から団体戦になり、今回が6回目の開催。ドラフト会議にリーダー棋士14人が参加し、2人ずつを指名、3人1組のチームを作る。残り1チームは指名漏れした棋士が3つに分かれたトーナメントを実施し、勝ち抜いた3人が「エントリーチーム」として参加、全15チームで行われる。予選リーグは3チームずつ5リーグに分かれ、上位2チームが本戦トーナメントに進出する。試合は全て5本先取の9本勝負で行われ、対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。優勝賞金は1000万円。
ABEMA/将棋チャンネルより)

【映像】初戦勝利にホッとする藤井聡太竜王・名人
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【映像】まさかの事態に藤井聡太竜王・名人も大慌て
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【映像】藤井竜王・名人と齊藤四段、兄弟弟子のほっこりやりとり
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