【MLB】カブス5-11レッドソックス(7月16日・日本時間17日/シカゴ)
日本から来た天才打者の勢いが止まらない。この日、レッドソックスの吉田正尚外野手は、「5番・レフト」としてスタメン出場し、第3打席でシーズン2本目のグランドスラムを放つなど、5打数3安打6打点と大暴れ。さらに第4打席では、右中間への鮮やかな2点タイムリー三塁打を放ち、ファンを沸かせている。
【映像】内角低めのストレートを巧みに打ち返した吉田正尚の三塁打
6点リードの7回1死一、二塁という場面だ。前の打席で今季11号を記録していたレッドソックスの背番号7は、カブスの2番手右腕・ラッカー投手と対峙すると、フルカウントから7球目に投じられた内角低めのフォーシームを上手くとらえ、これが右中間を破るスリーベースに。2打点を追加し、塁上では白い歯をこぼしていた。
テクニック、パワーを兼ね備える吉田の“美しい一打”には、ファンからも、「ないすううう」「うおおおおおおおおおお」「すごすぎ!すごすぎ!!」と熱狂のコメントが続々。「なんであれ打てるの」「そこ打つのかw」「チャンスに強いよな」といったバッティング技術を称賛する声も多く寄せられていた。
6月30日(日本時間7月1日)からオールスター・ブレイクを挟み、7月14日(同15日)のカブス戦までは、日本人最長の8試合連続マルチ安打を達成するなど、メジャー1年目から強い存在感を放つ吉田。試合終了時点でのア・リーグ打率ランキングでは、.317の2位につけており、日本人選手としてイチロー氏以来2度目の首位打者獲得、そして新人王獲得に向けて期待は高まるばかりだ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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