【MLB】アスレチックス4-5ツインズ(7月16日・日本時間17日/オークランド)
ツインズ・前田健太投手の同僚ソラーノが抜群のグラブトスを見せた。それは広島東洋カープ時代に前田の同僚だった菊池涼介を彷彿させるスペシャルなプレーだった。
ツインズが0-1と1点ビハインドの3回裏、2死走者なしの場面。アスレチックスのリードオフマン、ケンプが意表を突くセーフティバントを試みる。打球は一、二塁間へ絶妙な感じで転がっていく。俊足のケンプの足を考えると、悠々セーフかと思われた。
しかしベテランセカンドのソラーノが猛然とダッシュし抜群のグラブトス。そのプレーはNPBでセカンドの名手として10年連続ゴールデングラブ賞を受賞している菊池ばりだった。ファーストのキリロフも手足を伸ばし、しっかりとキャッチ。ケンプの出塁を許さなかった。
現在35歳のソラーノは短縮シーズンだった2020年に打率.326でシルバースラッガー賞を受賞しているベテラン。しかし定位置がセカンドというわけではなく、内野全ポジションを守るユーティリティーだ。今シーズンもファーストでの出場がもっとも多い。本職じゃなくてもスペシャルなプレーが随所に見られるのは、さすがメジャーリーグといったところだろうか。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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