【MLB】アスレチックス4-5ツインズ(7月16日・日本時間17日/オークランド)
ツインズ・前田健太投手の同僚カストロが、ホームランかと思われた打球をフェンス際で好捕し、東京オリンピックでアメリカ代表に選ばれた先発のライアンも思わず驚いた表情を見せた。
両チーム無得点で迎えた2回裏、2死からアスレチックスは6番のJ・ディアスがレフトへソロホームランを放ち1点を先制する。続く7番のA・ディアスもレフトへ同じような大きいあたり。現地放送局のカメラワークも完全にホームランを確信しているかのそれだった。二者連続ホームランかと思われたがフェンス際で打球は失速。レフトのカストロがタイミングを合わせてジャンプすると見事にグラブへと打球が収まった。
ファインプレーを見せたカストロは大きくはしゃぐこともなく、「これくらい当然だよ」といったような素振りでベンチへと戻っていく。一方のライアンはグラブを手で叩きカストロを称えながらも、「いったと思ったんだけど助かったぜ」とでも考えていたのか少し首を傾げながら歩みを進めていった。
なおA・ディアスの打球はbaseball savantによるとMLBの本拠地30球場中17球場で、ホームランとなる大きなあたりだっただけにカメラマンもライアンも騙された格好となったのも無理もない話かもしれない。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)





