将棋の藤井聡太棋聖(竜王、名人、王位、叡王、棋王、王将、20)に佐々木大地七段(28)が挑戦する第94期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負は7月18日、新潟市の「高志の宿 高島屋」で第4局の対局が行われている。藤井棋聖が防衛まであと1勝に迫る本局は、佐々木七段の先手で「相掛かり」の出だしとなった。
藤井棋聖の2勝、佐々木七段の1勝で迎えた注目の第4局。カド番で後が無い挑戦者は、第2局で勝利を飾った得意の「相掛かり」の戦型を志向した。互いに絶対に譲れない一局は、すでに前例を離れて難解な展開となっている。防衛4連覇にあと1勝と迫る藤井棋聖は、午前中から深い前傾姿勢に。ABEMAの中継に出演した森内俊之九段(52)は、「持ち時間の長さもあるが没頭しているように見える。序盤のミスが致命傷になりかねないので、甘い手は指せないという意識が高まっているんだと思う」と印象を語っていた。
早くも勝負所を迎えている注目の第4局。午後からの本格的な戦いに向けて緊張感が高まっている。持ち時間は各4時間。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
藤井聡太棋聖 カニクリームコロッケ~にしかん なないろ野菜のびっくりポテサラ添え~
佐々木大地七段 キーマカレー
【昼食休憩時の残り持ち時間】
▲佐々木大地七段 2時間46分(消費1時間14分)
△藤井聡太棋聖 2時間32分(消費1時間28分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)