日本最速のレーシングマシンたちは、子供たちの可愛らしい掛け声で始動した。
「最近、スーパーフォーミュラでよく子供を見かけるようになった気がする」と思っている方も多いのではないだろうか。実は、今季から「Out of KidZania(アウト オブ キッザニア) in SUPER FORMULA」と題して、子供たちがレースの仕事を職業体験できるイベントを開催しているのだ。
キッザニアとは、全国数ヶ所にある、楽しみながら社会のしくみを学ぶことができる“こどもが主役の街”。様々な職業体験ができるため、大人気の施設となっている。その中でも、アウト オブ キッザニアは、本物の現場でより本格的に職業体験ができるイベントだ。
「Out of KidZania(アウト オブ キッザニア) in SUPER FORMULA」で体験できるのは、場内アナウンサー、チームマネージャー、管制オフィシャル、チームメカニック、ジャーナリスト、グリッドボードスタッフの6種類。対象年齢は、小学1年生以上中学3年生以下で、各サーキットのイベント広場で参加受付をしている。各体験の参加費用は、なんと1000円!お子さんとサーキットへ観戦に行く際は、ぜひこのアウト オブ キッザニアもチェックしてみて欲しい。
スーパーフォーミュラ第6戦(決勝・7月16日/富士スピードウェイ)では、「スーパーフォーミュラ夏祭り in FUJI MOTORSPORTS FOREST」と題して、子ども同伴なら大人の入場料も割引されたり、夜間の花火やサーキット内でのキャンプなどを楽しめるイベントを開催。
キッザニアやこれらのイベントも相まって、第6戦の観客動員数は3万3200人、前年比で150%、15歳以下は360%と大盛況だった。このようにスーパーフォーミュラでは、レースだけではなく、子どもと楽しめるイベントもたくさん増えている。こういった企画を積極的に取り入れていく方針を示していることもあり、今後のレースもさらなる盛り上がりを見せそうだ。
(ABEMA『スーパーフォーミュラ2023』/(C)JRP)