【MLB】エンゼルス8-5パイレーツ(7月21日・日本時間22日/アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・投手」で先発出場し、6月28日(日本時間29日)のホワイトソックス戦以来、約1カ月ぶりとなる8勝目をマークした。
「80’sナイト」となったこの試合、大谷はエンゼルスが80年代のころに使用していたユニフォームに身を包んでの一戦となったが、1回は先頭打者のスウィンスキーを空振り三振に抑えるという最高の立ち上がりを見せ、2回にデービスにこの日初安打を許したものの、その後は自慢のスイーパーが冴え、三者連続三振を記録。さらに3回は三者凡退に封じ込めるなど、3回まで無失点、5奪三振という堂々のピッチングを披露した。
ここまで順調だった大谷だが、イニング別防御率で6点台を記録するほど苦手としていた4回、先頭打者のサンタナをサードゴロに抑えたが、続くチェ、デービスに連続で本塁打を献上して先制を許してしまった。
さらに大谷は5回にもスウィンスキーにライトへ2ラン本塁打をかっ飛ばされ、6回にはデービスにこの日2本目となるソロ本塁打を打たれるなど、6回1/3を投げて9三振を奪ったが、5失点とイマイチ。打撃で取り返したかった大谷だが、4打席中、四球3、三振(振り逃げ)と残念ながら大谷のバットから快音は聞かれなかった。
しかし、この日はエンゼルス打線が大爆発。2点を奪われた直後の4回裏には大谷の死球をキッカケにモニアックがタイムリーツーベースを放ち、さらにムスタカスが逆転3ラン本塁打。続けてキャベージのメジャー初アーチも飛び出すなどこの回だけで5点を奪うと、1点差に迫られた5回裏にはネトがソロ本塁打、4番のウォードがレフトへダメ押しの2ラン本塁打を放ち、さらに3点を追加した。
その後エンゼルスは大谷が7回途中でマウンドを降りると、残りのイニングをループ、8回からムーアがそれぞれ登板して無失点に抑えると、最後は守護神エステベスが登板し、安定の"4者凡退"で見事に締めくくってゲームセット。エンゼルスは4連勝を飾った。
珍しく(?)チームメイトに助けられる形で1カ月ぶりとなる勝ち星をゲットした大谷。視聴者は「勝てばええんよ」「こんな日があっていいやろ」と、大谷の勝ち星を喜び、エンゼルスの勝利を祝う様子が見られた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
■大谷翔平 人気記事
・ドジャース(大谷翔平所属)試合日程・時間・放送予定 【2024シーズン】
・大谷翔平 成績・打席結果【2024シーズン】
・大谷翔平 ホームラン成績【2024シーズン】
・ドジャース大谷翔平 年俸推移・予想
・大谷翔平の速報・今日のニュースを見る
■Pick Up
・嫌われない広告とは?「ABEMA」のスポーツ×広告事例から紐解く
・スポーツコンテンツに適したの“ライブ特化型広告”って何?
・槙野智章氏と考える「スポーツ×マーケティング」の可能性