「麻雀ロボ」の異名を持つU-NEXT Piratesの“船長”小林剛（麻将連合）。Mリーガーの中でもデジタル雀士の最高クラスとして知られ、効率を追求した打ち筋は異名のとおりロボットのようだと、周囲からも恐れられ、また尊敬もされている。麻雀だけでなくプライベートでも冷静沈着な分、時折見せる笑顔のギャップがまたファンを虜にするが、まだまだ小林が見せていない素顔はたくさんある。今回、麻雀ニュース番組「熱闘！Mリーグ」では、Mリーガー同士をペアにして過ごす企画を実施。小林は渋谷ABEMASの紅一点・日向藍子（最高位戦）と買い物に行くことになったが、そこには特別ゲストとして日向の愛娘である4歳のゆいはちゃんも登場。自由奔放かつ母親譲りのコミュニケーション能力をもつゆいはちゃんに、小林がたじたじになりつつ、隠された素顔が見られることになった。
待ち合わせ場所で、よく知るMリーガーではなく4歳の女の子に肩をツンツンとされては、さしもの小林も脳内で状況を処理するまで、しばらく時間を要したことだろう。「（子どもは）苦手ですねえ。僕は基本、理詰めで攻めちゃうタイプなので、子どもに通用しない」と苦笑い。もちろん子どもが嫌いなのではなく、コミュニケーションの取り方が難しいということだが、そんな心配をよそに明るいキャラクターで知られる日向の娘・ゆいはちゃんは、小林に向かって遠慮なし。会うなり手をつなぐと、小林の方が「知らないおっさんとすぐ手をつなぐものなんですかね」と驚いた。
ここから「ゆいはちゃんワールド」に引き込まれた小林は、私服を買う目的はどこへやら、玩具店に行ったり、ゲームセンターに入ったり。なかなか目的地にたどりつかない。さらには、おもちゃを買ってくれた小林に対して、ゆいはちゃんが「新しいお父さんになって」とびっくり発言すると、日向や番組スタッフも大笑いだ。それでも小林は、徐々に心を開き始めていたのか「びっくりしましたが、悪い気はしませんでした」と、にこやかだった。
最終目的である私服を買う時間では、日向おすすめの一着のほかにも、ゆいはちゃんが好きなピンクの服まで選んだほど。さらに日向が2人のもとを離れて、こっそりプレゼントを買いに行っている最中には、小林がゆいはちゃんお気に入りの絵本を読んで聞かせるという激レアシーンも生まれていた。
笑顔が溢れる一日を過ごした小林は「日向さんの日頃の苦労がわかりました」と、娘を持つ母の苦労に感心しきり。一方の日向は「ロボットが優しい生き物に触れ合ったら心が開いたというか、ヒューマン系のドラマを見た感じ」と満足していた。既にMリーグのことも、母が麻雀で戦っていることも理解しているゆいはちゃん。「新しいパパ」とまで呼んだ小林と母が直接対決する際、今度はどちらをどれくらい応援するだろうか。
（ABEMA／熱闘！Mリーグより）
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