【MLB】タイガース6−7エンゼルス(7月25日・日本時間26日/デトロイト)
エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場した試合は、エンゼルスが9回に6-2の4点リードからクローザーのエステベスが同点に追いつかれるまさかの展開となった。2点差に迫られた後の2死二、三塁から、センターのモニアックが大飛球に追いついたもののこれを捕球できず転倒したプレーが大きかったが、その後延長10回に自ら決勝のタイムリーツーベースを放っている。
【映像】”オー!ノー!”モニアックが9回裏に痛恨のミス、そして延長戦へ
大谷も期待を寄せる若手のモニアックが、この日は天国と地獄を経験した。もともと守備に定評のあるモニアックだが、この試合も4回にセンター後方への大飛球を背走しキャッチするファインプレーを見せている。しかしエンゼルスが4点リードで迎えた9回、エステベスがエラーと3本のヒットで2点差とされると、続く2死二、三塁のピンチでタイガース3番トーケルソンが放った打球がセンターへ。これもセンターの頭上を越えようかという大きな当たりとなったが、背走したモニアックはフェンスギリギリで追いつき、落下点に入ったかに見えた。ところが、体勢を整えずにポケットキャッチを試みたためか、うまく打球に合わせられずにこれを落球。バランスを崩し転倒してしまうと、打球はワンバウンドでフェンスを越えるエンタイトルツーベースとなった。まさかの同点にモニアックは呆然と座り込むと、エステベスもマウンド上で大声を上げ悔しがった。
その後延長に入ると、今度は1死三塁のチャンスでモニアックに打席が回ってきた。ここでモニアックは2球目を打ってライト線を破るタイムリーツーベースを放ってみせ、これが決勝点となった。9回の守備を挽回する勝ち越しタイムリーに、モニアックは二塁上でホッとしたような表情を浮かべていた。
守備のミスにはSNSで「どうした!?」「らしくなかった」「どんまい!こんな日もあるぞ」といった声が見られたが、決勝タイムリーが出ると「ミスした後すぐ自らの手で点とれるとかモニアック凄いわ」「チャラだぜチャラ!!」「自分のケツは自分で拭くあたりしっかりしてるわ」など称賛の声も多く上がっていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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