【MLB】レッドソックス5－3ブレーブス（7月26日・日本時間27日／ボストン）
レッドソックスの吉田正尚外野手が「3番・DH」で先発出場した試合で、6回表にブレーブスの小さなスラッガー、オルビーズ内野手が先制となる3ランをかっ飛ばした。
レッドソックス・ベヨ投手、ブレーブス・ストライダー投手の投げ合いとなったこの試合は5回を終えた時点では両チーム合わせてわずか5安打のみという投手戦となっていたが、6回表のブレーブスの攻撃でついに均衡が破れた。
この回の先頭打者であるハリス2世外野手がセンターへのツーベースヒットを放ちチャンスを作ると続くアクーニャJr外野手は死球でブレーブスは無死一、二塁のチャンスに。ここで打席にはオルビーズが入った。
アクーニャJr.への死球以降、制球がやや乱れ気味なベヨはオルビーズに対し、変化球で攻めていったが、いずれも高めに外れることが多くカウントは2-1に。そして4球目、真ん中へ甘く入ってしまったシンカーをオルビーズが叩いた。
打球速度100.6マイル（約161キロ）、角度29度で高々と上がった打球はフェンウェイ・パークのライトスタンドへと一直線に伸びていき、ライトのバーデューゴ外野手は懸命に腕を伸ばしてホームランを阻止しようとしたが、ボールはその上を通過して3ランとなった。
これで今季24本目の本塁打を放ったオルビーズは吉田と同じ身長173センチ。この日もホームインした際、ハリス2世（身長183センチ）に頭をポンポンとされるなど、メジャーでも小柄な部類の選手だ。2021年には30本塁打を放ちブレーブスのワールドシリーズ制覇に貢献するなど、昨季までのメジャー6年間で通算98本塁打を放つスラッガーでもある。
小さなスラッガーの活躍に視聴者からも「えぐい」「小さいけどスゴイ」「よく飛ばしたな」と身長のハンデを感じさせないオルビーズの活躍をたたえる声が多く寄せられていた。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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