オールスターゲームも終わり、後半戦へと突入したプロ野球。パ・リーグでは前半戦の終盤からソフトバンクが連敗したことによって、オリックスが首位に躍り出るなど、混戦模様となっているが、そうした“混・パ”の後半戦における首位・オリックスの強みについて、野球解説者の里崎智也氏が言及した。

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7月21日放送のABEMA『バズ!パ・リーグ』では、前半戦終了時の順位表を元に、混戦の様相を呈するパ・リーグ後半戦について紹介することとなったが、その中でまず里崎氏は、首位・オリックスのについて「ここ、3人(山本・宮城・山下)いるんで、三本柱ってやっぱり連敗しないじゃないですか。大型連敗しないんですよ。そういったところで、借金生活になっていかないという、強みはありますよね。」と、山本・宮城・山下の先発三本柱が抜群の安定感を誇るとあって、大型連敗どころか、連敗そのものがしづらい状況にあることが大きなアドバンテージであると指摘。その上で里崎氏は「三連敗はね、さすがにないでしょ。(負けるとしたら)よっぽど打てなくて、1対0で負けるとかというところはあるかもしれないですけど。」と、後ろを任されるリリーフ陣を含め、チーム全体として投手陣に恵まれ、“連敗しない強み”、逆に他チームからすると、“連勝しづらい難しさ”という、オリックスならではの特徴について、改めて強調する形でコメントした。

また、こうした強力な投手陣に加え、里崎氏「セデーニョがね、いい感じで。」と、育成出身の“4試合連発男”として話題の助っ人・セデーニョをはじめ、打撃陣も充実していることも、優勝争いという意味で、オリックスの大きな強みであると解説した。