【MLB】タイガース0−6エンゼルス(7月27日・日本時間28日/デトロイト)
エンゼルスの大谷翔平投手がダブルヘッダー第1試合に「2番・投手」で今季20度目の二刀流先発。4回まで無安打無得点の完全投球を続けると、9回を投げきり被安打わずか1、8奪三振の快投でメジャー初完投を完封で飾った。この日の大谷は制球も良く、随所で出してギアを上げる力投。5回に相手打者をファールフライに打ち取った際には、捕手のチャド・ウォラックに対して大きな声で名前を呼んで指示する連携を見せる場面があった。
前日の試合が雨天中止となり急遽ダブルヘッダーが組まれたこの日の第1試合、大谷はこのあとの疲労の蓄積を考慮して翌日から前倒しする形で先発マウンドに上がった。4回まで毎回の6奪三振でパーフェクト投球の大谷は、3-0とエンゼルスが3点リードで迎えた5回に先頭のカーペンターにヒットを許しこの日初めてのランナーを出す。しかし、続く打者を注文通りのサードゴロに打ち取ってダブルプレーに仕留めた。続くバイエズには、カウント2-2からの5球目、外角に逃げるスライダーを振らせると、打球は真上に高く打ち上がった。その瞬間、大谷は大きな声でウォラックに対して「ヘイ!チャディ!」と指示。ウォラックもこれに反応、マスクを外して上空を見上げファールフライを追いかけ、しっかりとボールをグラブに収めた。
気力充実といった様子で快投を続ける大谷が見せたこのシーンに、ファンからも「いいねー声出てるよー」「今のはよかった」「いい感じ」「ヘイ!チャーディ!言ってんのかっこよ」とリアクションが上がる。大谷&ウォラックコンビに「タニックバッテリーいいなー」と安心する声もあった。
大谷が許したヒットは結局この回の1本のみ。8回を投げ終え97球だったが9回もマウンドに上がると、111球1安打8奪三振の好投でメジャー初完投&初完封。今季9勝目を挙げた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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