元競泳日本代表の松田丈志が“水中のカメラ”や“世界記録ライン”など水泳の素朴な疑問に回答した。
7月28日(金)よる9時30分よりABEMAにて、スポーツ雑学発掘バラエティ番組『のぞき見!知られざるスポーツの世界』#4が放送。
同番組は毎回テーマを設定しそのテーマに相応しいゲストと共にスポーツ選手を支えるスタッフの職人芸やその種目ならではのとんでもルール、知られざる歴史や最先端技術などを解明していく、見れば今よりもっとスポーツが好きになるスポーツ雑学発掘バラエティ番組。知れば必ず誰かに話したくなる面白うんちくや、ストーリーをお届けしていく。
MCはラグビー経験のある平子祐希(アルコ&ピース)と、サッカー経験のある酒井健太(アルコ&ピース)。アシスタントMCはフリーアナウンサーの森香澄が務める。
今回『のぞスポ!』では元競泳日本代表の解説者・松田丈志をゲストに迎え水泳の世界をのぞき見!『進化し続ける水泳中継をのぞき見!』のコーナーでは、今ではおなじみとなった“世界記録ライン”についての問題が出題された。
22年ぶりに福岡で開催されていた世界水泳。“世界記録ライン”は22年前、2001年に開催された世界水泳・福岡大会でテレビ朝日が世界で初めて導入した中継技術だそうだ。「人との争いは見えているんですけど、記録との争いが見えていなかった」と語るのはテレビ朝日プロデューサー・井奥一樹氏。それを可視化しようと試行錯誤した結果、生まれたのが“世界記録ライン”だという。
さらに“世界記録ライン”について「あのラインって会場で映ってるの?って言われたり、スタートの時国旗が並んでるじゃないですか?どうやって飛び込むの?って聞かれるんですけど、あれは画面上だけですから」と解説する松田。「ライン見えてたらいいのになと思う事ないですか?」と森が尋ねると、「それはありますね。特に国内大会とかでも派遣標準記録をきらなきゃいけないレースとかあるので、そういう時にラインがあればいいのになと思う事はあります」と頷いた。
そして「レース前、みんなヘッドフォンしてるでしょ?松田さんは何聞くんですか?」と尋ねる酒井。松田は「僕は入場の時は持って行ってなかったですね」と明かしつつ、「僕はあれ、実際音楽聞いてないんじゃないかと思ってます。なぜなら、呼ばれるタイミングがあるんですよ。爆音で聞いてたらわからないんで」と予想した。
また「レース中の水中カメラは気にならないんですか?」と尋ねる酒井に、「基本水中カメラは先頭の選手を映すんですよ。なので、自分がトップじゃない時にカメラの位置を見て『トップあの辺にいるんだな』って思ってましたね」と明かす松田。2001年に福岡で行われた世界水泳からテレビ朝日が中継を行うようになって、「あの華々しい舞台に立ちたい」と水泳選手たちの士気は高まったはずだと語った。