望外のツモに人気女流も大慌て。Mリーガー、各プロ団体推薦者が出場する「Mトーナメント2023」セミファイナルのA卓が7月30日に行われた。第1試合では二階堂瑠美（EX風林火山・連盟）がダブリーチャンスをダマテンに構えたところ、次のツモで驚きの一発ツモ。戸惑いの表情やかわいらしい照れ笑いに、ファンは大いに沸いた。
場面は第1試合の南1局、西家・瑠美の手はカン6索のダブリーチャンスだ。ここで瑠美は小考、口元に手をやり、河をキョロキョロ。しかしまだ1巡目、ヒントは少ない。瑠美はここでテンパイを取ってダマテンに構えた。すると次のツモがひょっこり6索。フリテンでリーチに出る手もあるが、瑠美は照れ笑いと共にアガリを宣言、ツモ・赤の2000点を獲得した。わずか2巡で親を蹴られてしまった浅井裕介（最高位戦）は呆然とした表情だ。
このプレーに視聴者からは「わろてるｗ」「かわいすぎるだろｗ」「なんてかわいいんだるみは」「一発とは思わないよこんなもんｗ」と多数のコメントが寄せられた。
試合後、瑠美はこのダマテンについて、Mリーグのスポンサーである日清食品からの副賞「チーホー出たら、ユーホーあげる」を思い出したと説明。地和をアガった選手は「日清焼そばU.F.O.」が「一生分」もらえるという企画だが、試合前に実況の日吉辰哉（連盟）と「Mトーナメントでももらえるの？」と話題にしていたそう。この伏線もあって、地和含みの手牌にびっくり、そして照れ笑いをしてしまったと明かした。
歴戦の人気女流も思わぬダブリーにびっくり。望外の一発ツモにはかわいらしくリアクションという一幕。なお瑠美は第2試合でトップを獲得、この卓を総合首位で終え、ファイナルへ歩みを進めている。
※連盟＝日本プロ麻雀連盟、最高位戦＝最高位戦日本プロ麻雀協会、協会＝日本プロ麻雀協会
◆Mトーナメント プロ麻雀リーグ「Mリーグ」初となる冠大会で個人によるトーナメント戦。現Mリーガー32人と元Mリーガーやタイトルホルダーなどプロ5団体からの推薦者20人、計52人で行われる。Mリーグの昨シーズン優勝チーム所属の4選手は、ベスト16からのシード出場となる。全試合「Mリーグルール」で行われ、予選は1stステージ、2ndステージ、ファイナルステージに分けて行われ、それぞれ2位までが次のステージに進出。セミファイナル（ベスト8）、ファイナルを経て優勝者を決める。
（ABEMA／麻雀チャンネルより）
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