ドイツ王者の本気度は?川崎を圧倒する支配率65%、シュート20本も「1得点」のバイエルンを現地メディアはどう報じたか ブンデスリーガジャマルムシアラ,鄭大世,槙野智章 2023/07/31 08:20 拡大する 【スカパー!ブンデスリーガジャパンツアー2023】川崎フロンターレ0-1バイエルン(日本時間7月29日/国立競技場) ブンデスリーガの絶対的王者・バイエルンはジャパンツアー2戦目で川崎フロンターレを相手に1-0で勝利。支配率で凌駕し、相手の倍以上のシュートを放ちながら1得点に終わった一戦を地元メディアはどう報じたのだろうか。【映像】川崎守備陣を振り回して冷静にパス&シュート 26日のマンチェスター・シティ戦は、86分に勝ち越しを許して1-2で敗戦。川崎戦は、そこから2人を入れ替えて臨んだ。 その2人の出来は対照的だった。ダヨ・ウパメカノに代わって4バックの左センターバックを任されたのはキム・ミンジェだ。今季、ナポリから5000万ユーロ(約78億円)のアジア史上最高額の移籍金で加入した韓国代表DFは、センターバックでコンビを組むバンジャマン・パヴァールと連係する守備力のみならず、攻撃力も顕著だった。 ドイツ誌『キッカー』も「安定してビルドアップに関与した」と評すなど、ビルドアップとその先の攻撃にも参加。10分には高い位置でのボール奪取からエリア内に侵入してクロスを上げて決定機を演出し、センターバックとは思えないほど攻撃的にプレーした。 続きを読む 関連記事