7月26日に京セラドーム大阪で行われたオリックス・バファローズ対福岡ソフトバンクホークスの一戦で、来日5年目で嬉しい初勝利を手にしたソフトバンク・スチュワート・Jr.について、野球解説者の里崎智也氏が言及した。
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6月18日のセ・パ交流戦、阪神タイガース戦でストレートが160km/hをマークし、また、カーブ・カットボール・スプリットといった変化球のキレも良く、好投を続けていたにもかかわらず、はからずも勝ち星に恵まれないという状況が続いていたスチュワート・Jr.。この日も、初回に味方のエラーで不運な先制点を献上するなど、暗雲が垂れ込めてくるかに見えたものの、今季、精神的な意味でもタフさが加わった感のあるスチュワート・Jr.。は、気持ちを腐らすことなく後続を断ち、その後も粘投。球数は102と、やや多めではあったものの、6回を投げて6奪三振、自責点0と危なげないピッチングで来日初勝利となった。
7月28日に放送された『バズ!パ・リーグ』(ABEMA)では、スチュワート・Jr.によるこの嬉しい初白星について改めて紹介することとなったが、野球解説者の里崎智也氏は「今まであんまりパッとしないな?というピッチングが続いていましたけど、今年はホントにここまで勝ててなかったのが不思議なぐらいで、ストレートも力ありますし、制球力も上がってきてますし。まあ、いつ勝ってもおかしくないような投球してたんでね。そういった中では“やっとかな”っていう感じでね。」と、これまでのシーズンとは違い、成長を感じさせている好投を続けていたスチュワート・Jr.を称賛。
その上で「ここからはかなりいい戦力になっていくんじゃないのかなっていう感じがしますけどね。」と、そのさらなる飛躍に太鼓判を押す形でコメント。シーズン終盤の優勝争いに向けて、ソフトバンクにとってはなんとも頼もしい存在になり得るということを、改めて強調する形となった。
(ABEMA『バズ!パ・リーグ』)