【第105回全国高校野球選手権記念大会】土浦日大8-3上田西(1回戦・第1日・第1試合・甲子園)
第105回全国高校野球選手権記念大会が6日、阪神甲子園球場で開幕。第1試合では5年ぶり5回目の出場となる茨城代表・土浦日大と8年ぶり3回目の出場となった長野代表・上田西が対戦。長く2-2と同点の拮抗した展開から延長戦に突入し、10回に6点を奪った土浦日大が上田西を突き放し開幕戦勝利を飾った。土浦日大の甲子園勝利は37年ぶり。
試合を最初に動かしたのは、土浦日大だった2回、「5番・センター」で先発出場した松田陽斗選手(3年)が大会第1号となるソロホームランを放ち、先制点。続く3回には相手の暴投で追加点を奪い好スタートを切った。
序盤に2点をリードされた上田西だったが、4回1死二塁で4番の小林遼太郎選手(3年)がカウント0-1からセンターへタイムリーツーベース。まずは1点を返すと、走者1、3塁で6番の木次志颯選手(3年)がカウント1-1でスクイズを成功させて同点に追いついて見せた。
両校とも2-2から一歩も譲らぬじりじりとした展開で9回に突入。9回にはそれぞれにチャンスが訪れたものの、両校ともに得点に結びつけることができずに延長戦へと突入した。
今回会からは延長戦はタイブレーク方式が採用されており、ノーアウト一、二塁からの攻防となったが、10回には土浦日大の飯田将生選手(3年)が1死満塁の3-2からレフトへタイムリーヒットを放ち勝ち越しに成功。その後も打線がつながり一挙6得点と勝負所で上田西を突き放した。
上田西は、10回に相手の暴投で1点を返したもの追いつくことはできず。開幕戦は土浦日大が勝利し、2回戦進出を決めた。
また、今大会からは暑さ対策のために5回終了時に10分間の「クーリングタイム」が設けられた。選手の水分補給や休息などが目的で、グラウンド上では従来通り散水ほか整備が行われた。
(画像提供:バーチャル高校野球)
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