8月1日にZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテマリーンズ対北海道日本ハムファイターズの一戦で、日本ハムの若き主砲・万波中正が放った“規格外の驚弾”が野球ファンの間で話題となっている。

【映像】落合・清原レベル!右方向に弾丸ライナーで叩き込む瞬間

1-2、日本ハム1点のビハインドで迎えたこの試合の9回表、ロッテは守護神・益田直也をマウンドへ。僅差での逃げ切りを図るも、そこに立ちふさがったのが万波。この回先頭の万波は、初球から積極的に打ちに行くも、益田の投じた外角のストレートに空振り。しかし続く2球目、ほぼ同じコースへと投じられたスライダーには手を出さずに見送ってボールとすると、カウント1-1からの3球目、益田が投じた外角低め、ややボール気味のストレートを待ち構えていたかのようにパシンと弾き返すと、打球は高速でライト方向へ。そのまま弾丸ライナーでライトラッキーゾーンへと飛び込む起死回生の同点アーチとなった。

万波といえば、これまでもその規格外のパワーで数多の“変態弾”を放っており、その打球は、“元祖・変態弾”ともいえる福岡ソフトバンクホークスの柳田悠岐を彷彿とさせるものとなりつつあるが、今回の打球は逆方向へのもの。力強さを発揮しながらも、無理に引っ張りにいかずに手首をうまく押し込んでライト方向へと弾き返したところに、その成長を垣間見せることに。そのため、こうした万波の放った一撃に、ネット上の野球ファンからは「反対方向にあの打球は完璧すぎる!」「万波の久しぶりのホームランが最高の場面で見れるとは。しかも逆方向に変態打ち」「めちゃくちゃヒット出てるからその内打球上がるやろって感じだったけど1番いいとこで上がってくれるやんか……最高かよ…」「万波のホームランってフォームも弾道もすごく個性的で唯一無二」「暴力的な打球が好きです」といった様々な反響が寄せられることとなった。