【MLB】レッドソックス1-13ブルージェイズ(8月6日・日本時間7日/ボストン)
デビュー3試合で、早くも2本目の“グリモン超え”を放つルーキーが現れた。レッドソックスの吉田正尚外野手が「2番・レフト」で先発出場した試合、ブルージェイズのシュナイダーが圧巻の第2号ツーランホームランを放った。
【映像】デビュー3試合で“グリモン超え”2本とんでもルーキー現る
ニュージャージー州のイースタン高校から2017年のドラフト28巡目、全体の849番目でブルージェイズ入りしたシュナイダー。マイナーで地道に実績を積み、7年目でメジャーデビューを果たした苦労人だ。MLBの選手としては178センチと決して体格に恵まれているほうではないが、選球眼と長打力、最後まで食らいつく辛抱強い打席が持ち味である。
2試合で8打数5安打と驚異的な数字を記録したルーキーの勢いはこの日も止まらなかった。
第1打席でセンター前ヒットを放ち、第3打席は2番手マーフィーが投じた甘いストレートをフルスイングすると、第2号となった打球はレフトを守る吉田正尚の頭上を超え、グリーンモンスターもお構いなしの場外へ飛び込む425フィート(129m)弾となった。
同姓でもあるブルージェイズのシュナイダー監督は、「最高の出世物語。チームを助けてくれるだろう」と期待を寄せており、ワイルドカード進出を狙うブルージェイズにとって救世主になっている。その存在はプレー以外でも注目が集まり、髭をたくわえた見た目は24歳よりも風格を醸し出し、どことなく“マリオ”にも似ている。さらには、どこで手に入れたのかわからない“ミズノ”の古いグローブを使用するなど、不思議な魅力を放っている。
この日、シュナイダーは5打数4安打1本塁打4打点と大フィーバー。チームのレッドソックス戦“3タテ”に貢献し、デビュー3試合の通算も13打数9安打で打率は驚異の.692。“遅れてきたルーキー”はグラウンド上で異彩を放っている。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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