【第105回全国高校野球選手権記念大会】川之江4-9高知中央(1回戦・第2日・第1試合・甲子園)
いずれはWBCで日本代表と相まみえる、そんな未来もあるかもしれない。第105回全国高等学校野球選手権記念大会(主催:朝日新聞社、日本高等学校野球連盟)の第2日目が7日、阪神甲子園球場で行われ、第1試合では台湾出身、1番・レフトで先発出場の謝喬恩選手が3安打4打点の大活躍。まだ2年生、伸びしろ十分の留学生が抜群の存在感で勝利に貢献した。
2回裏、2死ながら走者二、三塁のチャンスで打席に向かった謝。川之江の大黒柱、山内太暉選手(3年)が投じた122キロのスライダーをレフト前へ運び先制のタイムリーヒット。塁上では大きくガッツポーズをみせた。さらに3回裏も今度はライトへ2点タイムリー。5回裏にはセンターへ力強い打球でタイムリーツーベースと4打点を挙げた。この活躍ぶりにSNSでも「謝喬恩すげぇな、2年でバカスカ打つやん」「謝喬恩くんまじですごい!!」「謝喬恩くんマジ期待だなバッティングがきれい」など多数の反響が集まっていた。
試合後のインタビューでは「甲子園で勝ちました、嬉しいです」とはにかんでまず一言。甲子園大会に憧れて台湾から留学、実際にその夢の舞台に立てたことについては「人多いです、試合前にも緊張しました」。3安打4打点のバッティング、また次の試合に向けては「今日のバッティングはしっかり逆方向を意識して、ヒットを打ちました。次の試合は、守備は集中して、バッティングはヒットを打って勝ちます」と力強く答えていた。
2年生の留学生が大活躍。太田弘昭監督は「フォームにクセがないので(相手投手に)対応できると思いました。台湾から来るのも勇気がいることだと思います。今日はいつも通りの力が出せました」と活躍を称えていた。
(画像提供:バーチャル高校野球)
8月23日 決勝のハイライト動画
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『熱闘甲子園』動画一覧
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日 | 見どころ(タップで動画へ) |
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