【第105回全国高校野球選手権記念大会】鳥取商0−6履正社(1回戦・第2日・第2試合・甲子園)
【映像】履正社・増田選手の早すぎる“投球間隔”
8月7日に放送された『熱闘甲子園』で、第105回全国高校野球選手権記念大会(主催:朝日新聞社、日本高等学校野球連盟)の鳥取商(鳥取)対履正社(大坂)の一戦を紹介。その際、番組にキャスターとして出演した斎藤佑樹氏が、この試合で注目した選手について語った。
「鳥取商業に勝利した履正社ですが、斎藤さん、どうご覧になられました?」と、ヒロド歩美キャスターから水を向けられた斎藤氏は、「先発のエース・増田君ですね。」と、この試合で先発し、7回を投げて0失点、8奪三振の好投、打っても4安打2打点の働きを見せた増田壮選手の名を挙げると、増田の投球VTRを観ながら、「すごくテンポ良く投げていました。投球間隔見て頂きたいんですけど、キャッチャーからボールを受け取って、すぐ、セットポジションに入るんですね。普通だったらここでサインに頷いたり、首振ったりすると思うんですけど、ほとんどそれもせずに投げていました。」と、捕手からの返球後、あまり長く間をとらずに、すぐに次の投球動作へと入るという増田の投球スタイルについて指摘。
これに、ヒロドキャスターが「(捕手への)信頼もすごいですね。」とコメントすると、その言葉に斎藤氏は頷きながら、「そうですね。やっぱり全球種に自信が持てないとできないですし、このテンポで投げることで、バッターに考える時間を与えずに、的を絞らせない投球ができていましたね。」と、自分のボールに自信を持った上で、終始、テンポ良く投球し続けることで、鳥取商打線に的を絞らせず、自分の打撃をさせない状況を作り出していたと解説した。
なお、試合後に斎藤氏が取材した際に増田は、こうした投球スタイルについて訊ねられると、「やっぱり自分の持ち味がテンポの良いピッチングでリズムを作ることなんで、(この投球により)バッターにリズムを与えて、チャンスで回ってきたら自分が打って返したいなと思います。」とコメント。これを受けて斎藤氏は「このテンポの良さが履正社の攻撃陣に良い影響を与えていましたね。」と、増田の投球が自軍の攻撃のリズムを作り出し、“強打の履正社”を支えていると、自身の見解について語ることとなった。
写真提供:朝日新聞社
8月23日 決勝のハイライト動画
準決勝までのデイリーハイライト動画も
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8/6 第1日 | 8/7 第2日 | 8/8 第3日 |
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『熱闘甲子園』動画一覧
8月6日(日)の開幕戦から決勝まで無料配信! キャスターは古田敦也氏、斎藤佑樹氏、ヒロド歩美氏が務めます。
日 | 見どころ(タップで動画へ) |
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