【MLB】エンゼルス3－8ジャイアンツ（8月7日・日本時間8日／アナハイム）
エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場。4打数2安打1得点で今季34度目のマルチ安打を記録する躍動。さらに今季15個目の盗塁も決めた。1点リードで迎えた8回にはセンターのモニアックが代打・ピーダーソンの大飛球を“ホームランキャッチ”の超美技を披露。連敗ストップに気迫を見せたが、守護神のエステベスが大誤算。9回にヒットと四球などでピンチを招き、逆転を許した。9年ぶりPO進出がまた一歩、遠のく今季ワーストの7連敗で借金２とした。
試合はエンゼルス左腕・サンドバル、ジャイアンツは昨季15勝右腕のウェブ、両先発が投手戦を展開。エンゼルス1点ビハインドで迎えた6回、先頭の大谷がセンターへ痛烈なヒットを放つと、快足を飛ばす激走で二塁を陥れる。大谷は5番・クローンのタイムリーで同点のホームを踏むと、続く6番・モニアックもセンターへヒット。センターのベイリーがボールを弾いたことを受けクローンは本塁へ突入。やや暴走気味だったが、タッチプレーの際にベイリーが捕球できず、逆転に成功をした。しかしその裏、サンドバルが5番・デービスに15号ソロの痛恨被弾。サンドバルはこの後、二死一塁としてマウンドを降りた。
何とかして連敗を止めたいエンゼルスは7回裏、レンヒーフォのタイムリーで勝ち越しに成功。逃げ切りを図りたい8回表には、代打・ピーダーソンのセンターへの大飛球をモニアックがホームランキャッチの超絶美技。
しかし、守護神・エステベスが大誤算。ヒットと四球から崩れ、ジャイアンツに打者一巡の猛攻を許して9回だけで大量6失点。勝利が、そして、9年ぶりPO進出がまた一歩遠のく今季ワーストの7連敗で借金2となった。
今日の大谷の打撃成績はセンター前ヒット、一ゴロ、中ツーベース、ライトフライ。4打数2安打で打率.308とわずかに上げた。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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