【第105回全国高校野球選手権記念大会】富山商2-3鳥栖工(1回戦・第4日・第1試合・甲子園)
鳥栖工の堅守が甲子園も視聴者も釘付けにし、話題を呼んでいる。1-1での5回表。バッターはこの回先頭の、6番キャッチャー・鶴田尚冴選手(2年)。対するピッチャーは、エースナンバーを背負っている古沢蓮選手(3年)。古沢はこの日4イニングで2安打しか許さない、甲子園初登板とは思えない堂々たるピッチングを披露していた。
栖工といえば、キャッチャーである松延晶音選手(3年)と、地方大会でも主にリリーフで登板していた松延響選手(1年)のあぎと・ひびきの兄弟バッテリーが試合前から話題となっていた。その一方で地方大会の失策数が2と、守備力の高さも注目を浴びている。レフト・林航海選手(2年)、センター・高陽章(3年)、ライト・戸塚廉選手(3年)の外野陣の守備力は鉄壁で、古沢の安心のピッチングにもつながっている。
古沢は鶴田に対して初球は127キロの高めのストレート。鶴田は見逃してカウント0-1。続く2球目は、121キロのスライダーをしっかりと叩き痛烈な当たりに。レフト前に落ちてチーム3安打目か、と思ったそのとき。レフト・林が見事なダイビングキャッチを披露し、球場全体を沸かせた。
ファンからは「鳥栖工のレフトの守備マジでかっこいいーーー!!」「鳥栖工レフトよく取ったなぁ。よく取ったプレーすごい好き」「鳥栖工のレフトすげえな、ファインプレー!抜けてたらツーベースだぞあれ」「鳥栖工業レフトのファインプレー最高!!!守備がいいチームはテンション上がる」などと盛り上がりを見せていた。
なお序盤から両軍に好プレーが続出した試合は、延長12回に鳥栖工が相手のミスをきっかけにサヨナラ勝ち。大会4日目ながら、早くも屈指の好ゲームと呼べる試合に、大量の拍手が送られていた。
画像提供:バーチャル高校野球
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