【第105回全国高校野球選手権記念大会】社0-3日大三(1回戦・第4日・第2試合・甲子園)
三木有造新監督にとっては初采配となる甲子園の初戦で、日大三の先発・安田虎汰郎選手(3年)が快投。今大会初の完封勝利を挙げて2回戦進出を決めた。
【映像】日大三・安田虎汰郎選手 決め球チェンジアップでピンチを乗り切る!
名将として名を馳せた小倉全由前監督が勇退しても「強打の三高」の伝統を引き継いだ日大三。その強豪に粘りが持ち味の社がどう挑むかが注目された1回戦屈指の好カードとなった。
ゲームは日大三の絶対的エースとして君臨する安田選手の一人舞台に。2011年に全国制覇したときのエース・吉永健太郎さんから指導されたチェンジアップと伸びのあるストレートで社打線を翻弄。3回まではイニング先頭打者をすべて三振に仕留めるなど、回を追うごとに落差の大きいチェンジアップが冴え渡った。
打撃でも3回裏に先頭打者としてライト前ヒットを放ち、チャンスメイクで先制点を演出。日大三打線が5回と7回に犠牲フライと相手エラーで1点ずつ追加すると、あとは西東京大会で準々決勝以降を一人で投げきった安田選手の粘投が光った。
7回表に1死二塁で一発出れば同点の場面を招くも、第2打席でヒットを打たれている年綱皓選手(3年)に粘られながら、最後は落差十分のチェンジアップで空振り三振を奪った。
その後も好投を続けた安田選手は、9回106球を投げて2安打完封勝利。試合を観戦したファンからは「安田すげえな」「完封や」「マジ良い」「よいPだったなー」などの反響が寄せられた。
試合後のインタビューで安田選手は、「大歓声のなかで投げるのは緊張しましたけど、一つひとつ大事に投げることができた。今までやってきたことを信じて勝利することができた。」とコメント。
伝統の強打に加え、投手の柱として安定感抜群のエース安田選手を擁する日大三が、夏3度目の頂点へ向け好スタートを切った。
画像提供:バーチャル高校野球
8月23日 決勝のハイライト動画
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日 | 見どころ(タップで動画へ) |
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