【第105回全国高校野球選手権記念大会】社0-3日大三(1回戦・第4日・第2試合・甲子園)
兵庫大会の準決勝で神戸国際大付、決勝では明石商に2戦連続のサヨナラ勝ちで代表の座を勝ち取った社。日大三との初戦では、ビハインドでも食らいつく粘り強さが持ち味の社の2年生バッテリーが来年につなげるプレーを魅せた。
大会4日目第2試合は、西東京代表の名門・日大三と激戦区の兵庫で2年連続出場を決めた社と対戦。試合は社のエース・高橋大和選手(3年)が先制を許すも、日大三打線を要所で締める投球で6回までを0-2に抑えた。
社打線は落差あるチェンジアップが武器の日大三エース・安田虎汰郎選手(3年)を捉えきれず、ゲームは徐々に社が劣勢の展開に。7回裏には味方のエラーで日大三に3点目を献上して苦しい状況となったが、ここで望みをつないだのが2番手の福田海晴選手(2年)だ。
西垣琉空選手(2年)と2年生バッテリーを組んだ福田は、地区大会決勝でロングリリーフした右腕。二死三塁のピンチで迎えた日大三の4番・岡村颯大を一塁ゴロに抑え、さらなる追加点なら勝利が遠のく絶体絶命を2年生バッテリーが救った格好だ。
試合は社が安田選手を最後まで捉えることができず、0-3の完封負け。「夏の甲子園2勝」を目標に掲げて挑んだ2度目の大会だったが、強豪の壁は高かった。
しかし、SNSでは「来年も頑張れ!」「秋からエースかな? 下半身、しっかりしてるわ!」など、劣勢ながら最後まで投げきった福田選手を称えるコメントが寄せられ、試合後に堂々と前を見据える2年生バッテリーが印象的な一戦だった。
画像提供:バーチャル高校野球
8月23日 決勝のハイライト動画
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『熱闘甲子園』動画一覧
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日 | 見どころ(タップで動画へ) |
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