【第105回全国高校野球選手権記念大会】社0-3日大三(1回戦・第4日・第2試合・甲子園)
長年、日大三を率いて甲子園を沸かせた小倉全由前監督が勇退し、新チームとなって初めての甲子園となったこの試合。小倉前監督がアルプススタンドで見守るなか、就任4ヵ月の新チームが危なげない試合で初戦を飾った。
【映像】三木監督、甲子園初采配&初勝利!日大三-社 ハイライト
日大三で甲子園に春7回、夏11回出場して通算37勝、2度の全国制覇を成し遂げた名将の跡を引き継いだのは、同じく日大三出身で小倉前監督を26年間支えてきた三木有造監督だ。
夏の甲子園19回出場の常連校にして名将の跡を引き継いだ新チームの初戦は、粘りが持ち味で激戦区・兵庫の代表となった社と対戦。試合は毎回のようにランナーを出した日大三ペースで進み、3回裏に二宮士選手(3年)がセンターフェンス直撃のツーベースヒットを放って先制点をもぎ取り、5回と7回に効果的な追加点を挙げた。
投げては三木監督が絶対的な信頼を置くエース・安田虎汰郎選手(3年)が危なげない投球で好投。ストレートとチェンジアップのコンビネーションで社打線をねじ伏せ、9回106球で2安打に抑えて今大会は初の完封勝利を飾った。
安田選手の好投に、三木監督は「社高校さんは粘り強い打撃だったが、エースの安田が頑張ってよく投げてくれた」とコメント。
「初勝利は自信になった?」の質問に「三高の歴史を受け継いでというところがあるので、甲子園に立たせてもらった以上、自分自身がつないでいくという気持ちでした。もちろん嬉しいです」とコメントし、注目された試合を制して安心した様子だった。
3日前に小倉前監督から「頑張れよ」とだけ言われたという三木監督。苦楽をともにし、この日はスタンドから声援を送った前監督に初勝利を捧げた三木監督が〝新しい日大三〟を全国にアピールする戦いが続く。
画像提供:バーチャル高校野球
8月23日 決勝のハイライト動画
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日 | 見どころ(タップで動画へ) |
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