【第105回全国高校野球選手権記念大会】神村学園10-2立命館宇治(1回戦・第4日・第4試合・甲子園)
試合途中で雨足が強くなる中、鹿児島代表・神村学園の〝今岡兄弟〟が攻守で躍動し、立命館宇治の195センチ右腕を攻略。台風の被害を受ける鹿児島を元気にする勝利を飾った。
【映像】神村学園、今岡歩夢選手バックスクリーンへの豪快2ラン!
台風6号の影響で応援縮小を余儀なくされて初戦に挑んだ神村学園。今岡歩夢選手(3年)と拓夢選手(1年)の〝今岡兄弟〟が聖地・甲子園で躍動し、観客を大いに沸かせた。
キャプテンとしてチームを鼓舞する兄・歩夢は、3-0とリードした4回表ランナー一塁で回ってきた第2打席で立命館宇治の先発・十川奨己選手(2年)から左中間を抜けるタイムリースリーベースヒットを放ってガッツポーズ。
続く6回表二死二塁の場面では、バックスクリーンへ豪快な2ランで中押し点を挙げ、9回裏にはダメ押しとなる犠牲フライを放って猛打賞&4打点と大活躍。
弟・拓夢は2回表にツーベースを放って追加点の足がかりをつくり、残りの打席ではチームプレーに徹した犠打などでしっかりと役割を果たした。
守っては内野ゴロをショート・拓夢選手が軽快にさばき、ファースト・歩夢選手に送るキレのある守備を披露し、立命館宇治打線につけいる隙を与えなかった。
今岡兄弟の活躍とエース・松永優斗選手(3年)の好投が光り、試合は神村学園が10-2と大勝。試合後のインタビューでは、兄・歩夢が「松永が頑張っているなかでキャプテンの自分が1点でも助けたいという思いだった」とコメント。また、少ない人数で声援を送った応援団に対しては、「鹿児島が大変な状況のなかで応援に来られなかった方からもメッセージが届いていた。2回戦も応援してくれる方のため頑張りたい」と語った。
なお、立命館宇治もサードを守った神農翔選手(3年)の弟・神農雄大選手(1年)が8回途中からマウンドに上がり、両チームで兄弟が同時出場する珍しい試合でもあった。
画像提供:バーチャル高校野球
8月23日 決勝のハイライト動画
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