【第105回全国高校野球選手権記念大会】東海大熊本星翔 2-5 浜松開誠館(1回戦・第5日・第1試合・甲子園)
静岡県代表の浜松開誠館が甲子園初出場・初勝利を収め、1回戦を突破した。試合は東海大熊本星翔、強打の1番打者・百崎蒼生選手がツーベースを放ち、守備がもたつく間に三塁へ。その後内野ゴロの間に生還し、2回にも追加点を奪い2点をリードした。一方、浜松開誠館は春夏通じて初出場の緊張からか序盤はややプレーに固さも見られたが、3回に広崎漣選手のタイムリーで1点を返すと、5回にキャッチャーの新妻恭介が放った2ランで逆転に成功。逆風が吹くなかレフトスタンドまで運んだ一振りで劣勢だった試合の流れを一変させた。
一進一退の攻防が続くなか、東海大熊本星翔は6回、2死一、二塁と一打同点の好機に百崎がレフト前ヒットを放つが、これを浜松開誠館の広崎が好返球で補殺。ピンチを凌いだ。浜松開誠館は粘投を続けていたエースの近藤愛斗選手が7回2死一、三塁の場面で降板。すると、このピンチに先ほど好守を見せた広崎が代わってリリーフ登板し、一球で火消しをやってのけた。終盤8回にも深谷哲平選手の2点タイムリーで貴重な追加点を奪った浜松開誠館はそのまま逃げ切り、逆転勝利。
浜松開誠館は、昨夏の静岡大会で第1シードながら初戦敗退。優勝候補にあげられながら涙をのんだ。一昨年も初戦敗退だったが、今年は初の静岡大会優勝。捲土重来を果たし、甲子園初出場を決めて初めての大舞台でも持ち味の全員野球で接戦をモノにした。
(画像提供:バーチャル高校野球)
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