【第105回全国高校野球選手権記念大会】文星芸大付 9-7 宮崎学園(2回戦・第6日・第4試合・甲子園)
勝利には届かなかったが、その投球が甲子園のファンを沸かせたのは間違いない。宮崎代表・宮崎学園は栃木代表・文星芸大付と対戦し、一時リードしたものの逆転を喫し無念の敗戦。甲子園初勝利はお預けとなったが、最後まで投げ抜いた河野伸一朗選手(2年)の投球が「胸を打たれた」と話題になっている。
【映像】河野選手も粘投!文星芸大付 - 宮崎学園 試合ハイライト
宮崎大会では11番を背負い、5試合42イニングを投げたというチームの大黒柱は聖地では背番号1番を背負い文字通りのエースに。この試合でも「8番・ピッチャー」で先発すると、長身から繰り出されるストレートと変化球を組み合わせる投球でヒットを打たれながらも要所を抑えるという投球で6回まで3失点で踏ん張っていた。
しかし、7回に2点を失うと、8回には集中打を浴びてしまい5点を奪われ一気に逆転を許してしまう。最終的に15安打9失点と打ち込まれたが、9回までたった1人でマウンドを守り抜き、164球を投げ抜いたスタミナは立派と言えるだろう。
そんなエースの粘りある投球に打線も何とか応えようと9回裏には1死一、二塁と一打同点のチャンスを作ったが、最後は経験で勝る文星芸大付に押し切られ、無念のゲームセット。甲子園初勝利は来年以降に持ち越しとなってしまった。
ゲームセット後、グラウンドに一礼してベンチへと戻っていった宮崎学園ナインに甲子園のファンたちは「ありがとう」「よく頑張った!」と惜しみないエールを送っていた。
(画像提供:バーチャル高校野球)
8月23日 決勝のハイライト動画
準決勝までのデイリーハイライト動画も
1〜3回戦(タップで動画へ) | ||
---|---|---|
8/6 第1日 | 8/7 第2日 | 8/8 第3日 |
8/9 第4日 | 8/10 第5日 | 8/11 第6日 |
8/12 第7日 | 8/13 第8日 | 8/14 第9日 |
8/16 第10日 | 8/17 第11日 | |
準々決勝・準決勝(タップで動画へ) | ||
8/19 第12日 | 8/21 第13日 |
『熱闘甲子園』動画一覧
8月6日(日)の開幕戦から決勝まで無料配信! キャスターは古田敦也氏、斎藤佑樹氏、ヒロド歩美氏が務めます。
日 | 見どころ(タップで動画へ) |
---|---|
第1日 | 浦和学院と仙台育英の好カードは3時間超えの大熱闘! |
第2日 | 川之江には幼なじみが4人…叶えたい願い |
第3日 | 通算140HR!花巻東の佐々木麟太郎選手が最後の夏 |
第4日 | 感謝届けたい相手がいる夏…第4日は家族の絆に胸が熱くなる! |
第5日 | 斎藤佑樹氏、捕手のキャッチング技術に脱帽! |
第6日 | 球児に宿るアルプスのチカラ |
第7日 | 笑顔 感謝 信頼...宿命 |
第8日 | ALL for ALL~全員が全員のために~ |
第9日 | 夏に輝くモンスター! |
第10日 | 広陵・主将が最高の舞台で最愛の人へ恩返し |
第11日 | 仙台育英に挑む履正社の信頼し合うW左腕 |
第12日 | 昨夏王者・仙台育英に立ち向かうは花巻東 |
第13日 | ベスト4がいちばん長い夏をかけて激突! |
第14日 | 4年ぶりに戻ってきた声に包まれ最後の一戦 |